いらないモノ、ひつようなモノ

書籍、音楽、そして若干のテクノロジー

ある放浪者の半生

ナイポールを読んでみた。再訳という章だけど、もう一度自分の生き方を変えて自分を見直したいという意味なんだろうか?既に40代になった主人公は自らをもう一度訳すことができるのだろうか?別の環境で自分を問い直しても出てくるのはやっぱりこれまでの自分であり、その意味では自分から逃げることはできないんだろうな。