androidでcsound6.00.1を動かす
csoundはandroid上で動作させて、リアルタイムで発音させたり、wavファイルをレンダリングすることができる。いくつかの制約や注意事項があるようだ。実際にandroidを振ると音が出るサンプルを作ってみた。
インストール
- csoundのバージョンは6.00.1のAndroid版を利用。
- http://sourceforge.net/projects/csound/files/csound6/Csound6.00.1/」の Csound6.apkからapkをchrome経由でダウンロード。
- /mnt/sdcard/DownloadにダウンロードしたCsound6.apkファイルをファイエキスパート(https://play.google.com/store/apps/details?id=xcxin.filexpert&hl=ja)から、パッケージインストーラー経由でインストール
- マニュアルを見ると5.19になっている。。(単にサーバ上のマニュアルが古いだけだと思います)
セッティング
- メニューボタンから、通常だと環境変数で設定する項目が設定できるようになる。
- Output directory
- 出力ファイルを指定するディレクトリ。最初この設定をせずに動かすと動かなくて悩み、引数のファイル名には「-W -o /mnt/sdcard/sample.wav」のようにファイルのフルパス指定をしてしまっていた。
- まずこれを設定しないとちゃんとファイルが生成されないので注意。/mnt/sdcard/csound/samplesのような指定をする
- Sample directory
- Plugins directory
- Include directory
- Analysis directory
- これらは必要に応じて
- 実際にファイルエキスパートなどで、/mnt/sdcard/csound, /mnt/sdcard/csound/analysis, /mnt/sdcard/csound/include, /mnt/sdcard/csound/plug-insのディレクトリを作っておくのがいいだろう
リアルタイム発音
- 原因は分からないがオプションを-odac -d -+rtaudio=nullだと動かない。-+rtaudio=nullをとると動いた。
- 5.19では動くのだからよりデグレードしているのか?
その他
- -dのログ表示をサプレスするオプションはなくてもいい。これがもっとも優れた箇所か。ちゃんとデバッグできる。
- オプコード