いらないモノ、ひつようなモノ

書籍、音楽、そして若干のテクノロジー

csound

加速度センサを利用したサンプル

←csoundメモ 目次へ戻る 加速度センサと画面上のトラックパッドと呼ばれる領域を使ったサンプル。 androidスマホを振ると音がする。 このCSDファイルをDropBoxなど経由で本体に転送し、Openメニュでファイルを読み込み、Startボタンで動作開始させる。 動作…

ボタンを利用したサンプル

←csoundメモ 目次へ戻るandroid上で動作する、ボタンを利用したcsoundのサンプルを以下に示す。 各ボタンに個別の波形を割り当てて、各ボタンが一度押されると、 発音される音にその波形を加えたものを利用して1秒間音を出す。 もう一度押されると状態が反転…

csound6.00から導入された配列を使う

←csoundメモ 目次へ戻るサンプルではボタンを扱うときにver.6.00から導入された配列を利用した。配列の限界についても以下に述べる バグかも triggerと配列を同時に利用した場合に正常動作しないことが判明。triggerを利用した部分はインデックスで扱わずに…

android上で使えるセンサとUI

←csoundメモ 目次へ戻る現時点でAndroid端末から取れる値は限られている。しかも、スワイプやピンチイン/アウト、2点以上のタッチはサポートされていない。 ktx chnget "trackpad.x" kty chnget "trackpad.y" ks1 chnget "slider1" ks2 chnget "slider2" ks…

androidでcsound6.00.1を動かす

←csoundメモ 目次へ戻るcsoundはandroid上で動作させて、リアルタイムで発音させたり、wavファイルをレンダリングすることができる。いくつかの制約や注意事項があるようだ。実際にandroidを振ると音が出るサンプルを作ってみた。 インストール csoundのバー…

重要なcsound用語

←csoundメモ 目次へ戻る opcode(オプコード) csoundの言語の持っているコマンドを特にそう呼んでいる。マニュアルに従えば分類できる。信号生成、信号入出力、信号修飾、楽器(instrument)制御、ファンクションテーブル制御、算術演算子、ピッチ変換、リアル…

主たる動作環境

←csoundメモ 目次へ戻る MS-DOS+Windows(NT,XP,Vista,7,8....) (多分すべての)GNU/Linuxディストリビューション Mac(細かいOSとか知らない) Android(2012年より) iOS(未確認) 派生物と関連するシステム csoundはOSによる違いの他メンテナーが異なってい…

csoundメモ 目次

csound概説 csoundとは? 私的なcsoundへのオマージュ 機能面から見たcsound 主たる動作環境 重要なcsound用語 csoundの実例〜CSDファイルについて 音の鳴る仕組み csoundを使う ダウンロード コンパイル その他環境設定 環境変数、引数。ディレクトリ。 cso…

機能面から見たcsound

←csoundメモ 目次へ戻るcsoundいくつかの側面を持っている。 csoundの動作 楽器をオプコードで定義し、楽器を指定した時系列のスコアにより発音タイミングを決定し発音させる 楽器は音の強さ、発音時間、トーン以外にもユーザが自由に変数を定義できる。 ス…

私的なcsoundへのオマージュ

←csoundメモ 目次へ戻る csoundとは「音」をデザインするための文学的なシステムである。Xeroxで生まれたWindowシステムのマウスによるポインティングやペン入力ではなく、スマートフォンで再発明された音声入力でもなく、キーボードとエディタでのテキスト…

android で csound

csound6のアンドロイド版もある。 csound5.19のアンドロイド版と異なり、ちゃんとログが出たりする。 ↓古いやつ 以前より、進化している。 ↓csound6のAndroid版 で、以前はファイル出力ができなくて、 作ったCSDの音を聞いたり、 リアルタイムに用いる (用…

csound6なにが新しいの?

まえおき 最近MLもチェックしていなかったし、 http://www.csounds.com/node/1617 にしっかりバージョンアップのお知らせが、 7月16日付けで掲載されている。 csound5はcsound5.19を最後に、 メジャーバージョンのアップであるけど、 一応csd/orc/scoファイ…

 csoundで純正律、12平均律、53平均律を奏でてみる

純正律と12平均律等の事はぼんやりと知ってはいたが、あまり詳しく知らなかったのだが、アルペジエータを作ろうと思って少し学んだ。で、csoundでドレミを純正律、12平均律、53平均律で奏でるとどうなるのか試してみた。oscilではなく、oscil3を使ってできる…

楽器ライブラリ/霧の中を左右に通り過ぎる、ドップラー効果を伴った音源

←csoundメモ 目次に戻るかなり減衰する暗い濃密な霧の中を、音源が左から右へ、右から左へとドップラー効果伴って動いていくようす*1 ; ; Title: moving sound source in a thick fog with doppler effect ; Date: 2009/01/06 ; Author: a9a9qq@gmail.com ; …

TIPS-スコアマクロ(スコアテスターを作る)

スコア中身だけを入れ替えて使いたい場合がある。例えば、スコアを変更させて色々試してみる場合もあるし、Rosegardenからスコアをたくさん落とすとそれが後でどんなフレーズか忘れてしまって確認したり。そのような場合はCSDファイルの中身をマクロ化してそ…

csoundスコアファイル、オーケストラファイルの動き

←csoundメモ 目次に戻るcsoundのサンプルなどを読んで、自分が最初一番理解できなかったことは何かというと、k-rate,a-rateのことだ。この辺を整理する。 スコアファイルは駆動タイミングが何らかの形で決められていて、読みこまれて適切にソートされた後に…

音の鳴る仕組み

←csoundメモ 目次へ戻る 音声をつくる 音の三大要素とは、 ⇒音量 ⇒音程 ⇒音色 と一般的には言われている。これさえ理解すれば基本はOK。 ただし、音色をどう表現するかというのはとても難しく色んな研究もある。音は空気を振るわせる波である。 人間はその波…

csoundの実例 〜 CSDファイルについて

←csoundメモ 目次へ戻る「オーケストラファイル(拡張子はorc)とスコアファイル(拡張子はsco)の二つを入力し、一つのレンダリングされたオーディオ(ファイル)を得る」というのがcsoundの基本動作である。シェル(もしくはMS-DOS)で以下のようにcsoundに引き…

csoundとは

←csoundメモ 目次へ戻る 私的なcsoundへのオマージュ csoundとは「音」をデザインするための文学的なシステムである。Xeroxで生まれたWindowシステムのマウスによるポインティングやペン入力ではなく、スマートフォンで再発明された音声入力でもなく、キーボ…

スコアステートメント

Csoundのスコアで使う命令を整理する。ステートメントは結構分かったようで分からないところもあるので、実例をまじえながら確認。実際に以下のようなCSDファイルを作って、スコアセクションだけを使用例にあるものを入れかえて確認する。prints分はスコアで…

楽器からスコアイベントを発生させる(他の楽器の起動する方法)

←csoundメモ 目次へ戻る 他のスコアを起動する場面 ある楽器が信号をルーティングし実際に発音させる楽器を決める場合 ある条件で同時発音や連続発音を行うような楽器を作る場合 event このOPCODEはi以外でもスコアイベントを発生させることができる event "…

csoundとRosegardenを使って

結局目的を再度明らかにする、でも今のところできないのが結論。。。 ------------- (1)record ------------- |MIDI keyboad | ---------> | Rosegarden | ------------- ------------- ------------- | | note,pichbend,CC# | | | | (2) edit&play file | (…

csoundとRosegarden、惜しい

csoundで作曲する時に面倒なのはやっぱりスコアを書くのが面倒。csoundのスコアファイルへの落し方は色々ある。MIDI経由などでスコアに落とせると、リアル楽器を弾いたものを取り込めるのでうれしい。 楽器で何のモジュレーションも加えずに淡々と弾くなんて…

楽器の外部からパラメータをいじる

リアルなMIDIインタフェースを持つ楽器では、音を鳴らしっぱなしにして外部のフィジカルインタフェースからモジュレーションやピッチベンド、システムイクスクルーシブなどを送ってパラメータを変更し音色を変えて演奏を行うことがよくある。csoundでは発音…

Ubuntu Studioにcsound-5.09をインストール

こんどはFedoraではなく、いわゆるマルチメディアLinux*1の一つである、Ubuntu Studio(8.10 (Intrepid) DVD Image*2 )を使ってみることにした。いま、その環境でメモをとりながら作業をしている。 ubuntu studioの日本語入力対応 日本語入力できなかったので…

diskin2を使ってみる。

本当はサンプラにしたかった。が、まずはdiskin2を使ってみる。結論はあんまり期待しないほうがいいと思う。ちょっと考えたが、あるポイントからあるポイントまでループとか難しそう。まずは、発音させるとp3の音の長さを無視して最後までサンプルを再生する…

JRubyからjava/SWIG経由でcsoundをリアルタイムで用いる

csound側のコードに多少手を入れてrubyからcsoundの機能を利用できるようにしたい。さらに進めるにはc/c++に手を入れるのか、もしくは(プロトタイピングを考えるのなら)JRubyを用いて、jruby->java->swig(java)->csoundという方法も考えられる。結構早いら…

rubyからcsoundを使う

csoundはAPIを具備している。APIをSWIG経由で利用することより多様な言語からcsoundを呼び出すことが可能だ。配布されているソースコードにもpython, java, luaから用いるswigのインタフェース定義と各言語のテストコードが含まれている。これらのサンプルを…

addScoreLineについて

pythonでは拡張C++APIと呼ばれるCppCsound.h(CsoundFile.hppから継承)で定義されているaddScoreLineでスコアを一行入れることができる。それはcsnd.CppCsoundのインスタンスを作成するからだ。多重継承をサポートしてないrubyではこの部分がうまく動かない。…

csoundAPIの階層(想像図)

下記の図のようになっているような気がする。Tcl,lispのAPIはどこにあるのだろうか?よく分からない。またSWIG経由のjava, luaのインタフェースはlayer2でちゃんととれているような気がする(使ったことがないから分からないが) layer 4 csound VST Python …